よく言われるように、法人は、起業して1年で60%が、5年で85%が、10年では94%が倒産もしくは解散するという数字があります。
また、20年以上の永きにわたり1つの分野で高い成長率を維持できることができる企業は皆無ではないでしょうか。
私たちが知っている大企業も、事業領域を変えながら、また、複数の事業領域でバランスを取りながら、大きな体を維持しています。
時に、大リストラや一部事業売却という外科的手術をしたり、合併により新たな企業に生まれ変わったり、同じ体質で永続している企業はありません。
私自身、さまざまな中小企業の経営の現場を10年以上見てきましたが、やはり、天(タイミング)、地(事業の立脚点、短中期戦術)、人(人材、和、熱意)が全て揃って、企業は大きな成長を遂げることができるようです。
あと半年で、金融円滑化法が終了となります。
出口戦略については、今後も平成24年4月に発表された「中小企業金融円滑化法の最終延長を踏まえた中小企業の経営支援のための政策パッケージ」を前提に「中小企業経営力強化支援法」と連携する形で、新たなものが発表される可能性が高いですが、これまでの政府関連の発表を以下で一旦整理してみます。
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