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  • 2013.03.26 Tuesday
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どんな会社が倒産するのか?

財務指標から見て、
「どのような会社が倒産し易いのか」という
質問を受けることがある。

借金が多くて、儲かっていない会社が
倒産する可能性が高いことは、
間違いないが、
それをもう少し、小難しく記述した内容の資料が
あるので、紹介する。

以下、
金融研究研修センター
http://www.fsa.go.jp/frtc/index.html

「中小企業のデフォルトリスクとその期間構造」
藤井眞理子:東京大学先端科学技術研究センター教授
竹本遼太 :東京大学先端科学技術研究センター協力研究員
http://www.fsa.go.jp/frtc/seika/discussion/2009/20100319-3.pdf
より一部抜粋

『本稿では、
わが国の中小企業の財務データ(2001〜06年)を
用いて財務変数とデフォルトリスクの関係について
実証分析を行った。

まず、製造業、卸売業、小売業およびサービス業を
業種別に分析したところ、
各業種には固有の財務構造をうかがわせるような
特徴があり、
デフォルトか確率の推定にあたっては、
そうした業種別の特性を考慮した
モデル構築が重要であることが確認された。

分析によると、
第1に、製造業を対象とした場合がモデルのあてはまりが
もっとも良好であり、
卸売、小売、サービス業の順に説明力が低下した。

第2に、デフォルト確率に与える影響の大きさを比較すると、
流動性(現預金/総資産比率)や
カバレッジ(売上総利益/支払利息)が
重要な変数となっている。

第3に、1年経過後より後に
デフォルトをした企業の財務比率には
1年以内にデフォルトした企業のそれと
ほぼ同様の特徴がみられる。

実際、多期間モデルにより、
足元の財務指標に基づいて2年後、3年後のデフォルト確率を推定すると、
統計的に有意な結果が得られた。

このデフォルト確率の期間構造とそれぞれの説明変数の影響の程度との
関係を分析すると、
流動性は近い将来への影響が大きいのに対し、
負債比率は2年後、3年後のデフォルトに対して
より強く影響する結果が得られた点が注目される。

なお本稿で定義した中小企業より小規模の企業を対象に
同様のモデル分析を展開すると、
財務変数の統計的な有意性はかなり低下する。

本稿で統計的に比較的良好な結果が得られた製造業の場合は、
日本全体の中小企業の数からみると2割にも満たない。

サービス業や卸・小売業などのデフォルトのメカニズムについては、
一層の研究が必要であろう。』


流動性の影響は期間が長くなるほど低下する傾向にあり、
一時的な流動性の悪化は翌年のデフォルトリスクを高めるが、
企業がその年を乗り切った場合には流動性悪化の影響は
次第に弱まってくるように見える。
逆に、安全性は時間の経過とともにデフォルトリスクを
高める方向に影響していることがわかる。』


『各種利益指標
1.従業員1人当たり売上高の分布の形は、
  生存企業とデフォルト企業で大きく異ならない。

2.デフォルト企業の方が原価率が高く、
  付加価値を生み出す効率が低いことが分かる

3.人件費等の販管費が売上高に占める割合は、
  生存企業とデフォルト企業の分布において
  大きな違いは見られない

4.借入による利払い負担はデフォルト企業の方が
  概して大きい傾向にあり、有利子負債比率が高いことと
  整合的であるとともに借入金利が高い可能性もある。

5.売上高経常利益率はデフォルト企業の方が低い傾向にある』


簡単に言うと、
倒産企業は、粗利の低い商売をしている傾向にあり、
短期的には、手元流動性の悪化が、
中期的には、支払利息の過多が、
原因となり倒産に至るケースが多いということになる。

また、従業員1人あたりの売上高、
販売管理費の売上に占める割合は、
生存企業も倒産企業も大差ないとの
統計的データがあるとのこと。


1年経過後のデフォルト企業と
1年以内にデフォルト企業との間に
財務比率に違いが見られないことから、
一度、財務が悪化した場合、
明確な倒産時期を財務指標から判断することはできず、
今日倒産するかもしれないし、
2年後に倒産するかもしれない。
これは、財務外の要素が多分に絡むからだろう。


ということは、
倒産しない企業を作るためには、
粗利を高める商売の工夫を行いながら、
短期的には資金繰りを把握し、手元流動性を高め、
中期的には、支払利息を過大にしないよう
財務の規律を整えるということになる。


2010年4月の倒産件数が9ヶ月連続で減少しているのも、

企業規模に比べて、比較的大きな借入を行っていたとしても、
支払利息を賄える利益を捻出できる昨今の低金利な情勢が
寄与している結果かもしれない。

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  • 2013.03.26 Tuesday
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